外国語としてのドイツ語/TestDaF
TestDaFのレベルと意義
TestDaFはドイツの大学が公認する、外国語としてのドイツ語能をはかる統一試験です。ドイツの大学で学びたい人、又は他の目的のためにドイツ語能力を証明する必要がある人は、認可された試験センターで、世界中どこででもTestDaFを受けることができます。
TestDaFは以下の様な目的を持った人に適した語学能力試験です。
- ドイツの大学に入学を希望し、このためドイツ語能力を証明する必要のある人。
- ドイツ国外で、ドイツ語能力を証明する必要がある人。
- ドイツの大学に籍を置く予定のある研究者で、ドイツ語能力を具体的にチェックしたい人。
- ドイツ語能力を証明する必要がある学術機関研究者・関係者。
TestDaFはドイツ語上級者のための語学能力語学能力試験で、欧州理事会の設定した語学能力基準に従い、レベルB 2.1(ALTE-Stude 3)からレベルC 1.2. (ALTE-Stude 5)にあたるものとされています。この基準から言えば、ドイツ語授業を既に約700時間受けた者が受験対象になりますが、受験の申し込みの際にドイツ語能力の証明書を求められることはありません。またTestDaFには受験回数の制限は特になく、何度でも受験することができます。
TestDaFはドイツ語の能力をはかる試験です。試験結果は、次の様に三段階の検定基準に分けられます。
- TestDaF-Niveaustufe 5 (TDN 5)
- TestDaF-Niveaustufe 4 (TDN 4)
- TestDaF-Niveaustufe 3 (TDN 3)
TDN 5がTestDaFの最高点であり、その後にTDN 4、TDN 3と続きます。得点がTDN 3に満たない場合は、TestDaFの受験基準を満たすドイツ語能力の不足とみなされます。
TestDaFは以下の4分野で構成されています。
- 読解
- リスニング
- 筆記での表現能力
- 口頭での表現能力
この4つはそれぞれ異なった語学能力分野を表すものとされています。このため、それぞれの分野は別々に採点されます。

ドイツの全大学で認められる語学証明
2000年2月に開催されたドイツ全大学学長会議において、TestDaFの4分野全てにおいてTDN 5を獲得した受験者は、ドイツ大学入学のための語学条件を満たしているものとする取り決めが交わされました。TestDafの全分野でTDN 5を獲得した場合は、DSH(外国人留学生のための大学入学語学試験)、またDSD II(ドイツ語ディプロム・レベル2)の合格者と同レベルのドイツ語能力があるものとみなされます。

ドイツ語コースを受講することを前提とした大学の入学許可
全分野でTDN 5がとれなくても、専攻学部、目的また在学期間等によってはドイツの大学への入学が許可される場合があります。これはそれぞれの大学が個別に基準を定めているので、入学希望の大学に直接問い合わせて調査しておく必要があります。また、入学後に一定期間ドイツ語の授業を受けることを前提に入学が許可されることもあります。

大学入学許可が出ない場合
TestDaFの4分野のうちひとつでもTDN 3に満たない場合、ドイツの大学に入学は許可されません。この場合は、ドイツ語能がTestDaF受験に達するまで引き続き勉強を続けたうえでの再受験をおすすめします。
授業・その他学習環境がドイツ語以外の言語で進行される場合、得点がTDN 3未満であっても入学を許可される場合があります。
試験についての詳細、また模擬試験についてはTestDaF-Institutのページを参考にしてください。
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